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店舗内装工事で失敗しない工務店の選びのコツを有限会社ラスコが解説!2025.07.25

店舗の内装リフォームや改装を考えるとき、最も重要なのは「どの工務店や業者に依頼するか」という点です。施工の質やデザイン性だけでなく、工事全体の流れや費用感、法規対応まで見据えた提案ができるパートナー選びが、成功の鍵を握ります。

特に、初めての店舗づくりに臨む飲食店・美容室・サロン・物販店のオーナーにとっては、「何から始めて、どこに相談すればいいのか」が分からないことも多いはずです。

この記事では、店舗内装工事で失敗しないための工務店の選び方を、設計・施工・費用の面からわかりやすく解説。豊富な事例とともに、後悔しない業者選びのコツをご紹介します。

店舗内装工事で“後悔する人”に共通する落とし穴とは

「安かったから」「デザインがよさそうだったから」という理由だけで工務店や業者を選び、店舗内装工事で後悔するオーナーは少なくありません。

特に、初めてリフォームや改装を行う店舗では、見た目や価格にばかり目が行きがちですが、実はそれだけでは不十分です。

よくある失敗例には、次のようなものがあります。

・費用が後から大幅に膨らんだ(見積もりが甘く、追加工事が多発)

・動線設計が悪く、営業しづらい店舗になった

・内装デザインは良くても、施工の質が低く短期間で劣化した

・法規や消防基準に対応しておらず、オープンが遅れた

これらの原因の多くは、内装工事の経験が浅い業者を選んでしまったこと、もしくは設計段階でのヒアリング不足によるものです。

だからこそ、「ただ施工するだけ」ではなく、設計力・業種理解・費用の透明性まで備えた工務店を選ぶことが、後悔しない改装の第一歩となります。

店舗改装の相談から引き渡しまでの流れ

初めての店舗内装リフォームでは、「何から始めればいいのか分からない」という方がほとんどです。

ここでは、一般的な工務店や業者への相談から施工完了・引き渡しまでの流れをご紹介します。

① 事前相談・ヒアリング

まずは希望の業種(飲食店・美容室・物販など)や営業スタイル、予算感などを伝えましょう。良い工務店は、営業導線や集客動線まで考慮して丁寧にヒアリングしてくれます。

② 現地調査・コンセプト整理

店舗の現状確認を行い、電気・給排水・換気など設備工事の必要性を判断。法規制や建物の構造などもこの段階でチェックします。

③ プラン設計・見積もり提出

お店のイメージやターゲット層に合わせた内装デザイン・設計プランが提案されます。同時に、工事にかかる費用や施工スケジュールの見積もりが提示されます。

④ 契約・着工

内容に納得したら契約。施工中は定期的に進捗確認や打ち合わせを行い、現場でのトラブルを防ぎます。

⑤ 完成・引き渡し

内装工事が完了したら、最終チェックを行い、設備や仕上がりを確認。問題がなければ引き渡しとなります。

以上の流れが一般的な引き渡しまでの流れとなります。信頼できる工務店、施工業者であれば、設計から施工、費用管理まで一貫対応してくれるため、初めての改装でも安心して任せることができます。

店舗内装に対応する工事業者の種類と選び方

店舗の内装リフォームや改装工事を依頼する際には、どの業者に任せるかが非常に重要です。業者にはさまざまな種類があり、それぞれ対応範囲や得意分野が異なります。ここでは代表的な業者タイプと、選ぶ際のポイントをご紹介します。

・工務店(地域密着型の施工会社)

地元に根ざした中小の工務店は、設計・施工・費用管理を一括対応してくれるところが多く、きめ細かな対応が魅力です。店舗向けの実績が豊富かどうかを必ず確認しましょう。

・デザイン事務所+施工業者(分業型)

デザイン性を重視したい店舗では、内装の企画・設計を専門のデザイナーが担当し、施工は別の工事会社が行うスタイルもあります。スタイリッシュな空間が実現しやすい反面、費用が高くなりやすいのがデメリットです。

・リフォーム・リノベーション専門会社

住宅と兼用で店舗内装にも対応するリフォーム業者もあります。コスト重視であれば検討の余地がありますが、業種ごとの動線設計や設備に不慣れな場合もあるため、実績をよく確認しましょう。

・フランチャイズ本部・チェーン店対応業者

フランチャイズ展開している店舗は、本部指定の施工業者があることも。設計や工事の品質は統一されやすいですが、自由なデザインには制約が出ることもあります。

選定の際は、「自社施工か外注か」「費用の明確さ」「店舗業種に対する理解の深さ」「設計・デザイン力の有無」などを比較検討し、信頼できるパートナーを見つけましょう。

有限会社ラスコは職人歴50年以上の経験豊富なスタッフが理想実現のお手伝いをさせて頂いております。まずはご相談からお気軽にお申し付けください。

実績ある設計士が提案する、業種別の最適な内装例

店舗内装工事では、業種によって求められるデザインや動線設計、設備仕様が大きく異なります。経験豊富な設計士や工務店は、業態ごとの運営スタイルを理解し、それに最適化された空間づくりを提案してくれます。

・飲食店の場合

飲食店では「厨房機器の配置・換気計画・衛生管理」が内装設計の重要なポイント。カウンター席を活かす居酒屋から、回転率を重視するカフェまで、施工前に営業動線と厨房動線のバランスを考える必要があります。また、防臭・防音工事なども費用に含めて検討すべきです。

・美容室・サロンの場合

美容室やエステサロンでは、来店時の「第一印象を左右する内装デザイン」が売上に直結します。清潔感とラグジュアリー感を両立した設計に加え、照明計画やプライベート空間の演出も不可欠です。水回り設備のレイアウトも施工時の費用に影響するため、計画段階での調整が重要です。

・物販店の場合

物販店では「回遊性・商品導線・視認性の高い陳列設計」がカギになります。限られた坪数の中でも効率的なレイアウトと、ブランドイメージに合わせた内装デザインを実現することで、顧客満足度と購買率の向上が期待できます。

いずれの業種でも、ただ“おしゃれな空間”を目指すのではなく、設計から施工・費用対効果までを見据えた内装工事が成功のカギです。業種別の知見を持つ業者や工務店選びが、店舗づくりを左右すると言えるでしょう。

見積もり・費用感の相場とチェックポイント

店舗内装リフォームや改装工事を計画するうえで、多くのオーナーが悩むのが費用相場と見積もりの見方です。初めての場合、金額の妥当性や項目の内訳が分かりにくく、予算オーバーやトラブルに発展するケースも少なくありません。

内装工事の費用相場

店舗の立地や坪数、業種によって異なりますが、一般的な費用目安は以下の通りです:

・飲食店:1坪あたり30〜50万円

・美容室・サロン:1坪あたり25〜45万円

・物販店:1坪あたり20〜40万円

この中には、設計・デザイン費、内装施工費、設備工事費、諸経費が含まれます。

見積もり時のチェックポイント

①見積書の内訳が明確か

「一式」表記ばかりの見積もりは注意が必要です。項目ごとの費用が記載されているかを確認しましょう。

②設計料やデザイン料が含まれているか

後から追加費用になるケースがあるため、初期段階で全体の金額感を把握することが重要です。

③施工範囲と責任範囲が明記されているか

「どこまでが工務店の施工で、どこからが別業者か」など、責任の所在を明確にすることがトラブル回避につながります。

④複数の工務店や業者から相見積もりを取る

相場感を把握するためにも、最低2〜3社から見積もりを比較することをおすすめします。

安さだけで選ぶのではなく、設計・デザインの提案力や施工品質とのバランスを見ることが、後悔しない店舗づくりのポイントです。

信頼できる業者かどうかを見極めるためにも、見積もりのチェックは慎重に行いましょう。

工務店選びで失敗しないための質問リスト

店舗内装工事を成功させるには、「どの工務店・業者に依頼するか」が非常に重要です。見た目の価格や営業トークだけでは判断が難しいため、初回相談時に以下の質問をしてみましょう。これらを確認することで、施工トラブルや想定外の費用発生を防ぎやすくなります。

【工事の進め方・実績に関する質問】

・この業種(飲食店・美容室など)の施工実績はどれくらいありますか?

・これまで手がけた店舗内装の事例を見せてもらえますか?

・設計から施工まで一貫対応していますか?それとも外注ですか?

【費用・見積もりに関する質問】

・見積もりに含まれない可能性のある費用はありますか?

・追加費用が発生しやすいポイントはどこですか?

・どの段階で費用の上限が確定しますか?

【デザイン・設計に関する質問】

・内装デザインの提案はどのように行われますか?

・業種に特化した設計ノウハウはありますか?

【施工・管理体制に関する質問】

・現場の管理担当者(現場監督)は誰になりますか?

・万が一、工事中や引き渡し後にトラブルが起きた場合の対応体制は?

これらの質問を通じて、「信頼できる工務店かどうか」「費用や設計の透明性」「施工品質の見極め」ができるようになります。

しっかり確認しながら、自分の店舗に最適なパートナー業者を見つけましょう。

相談前に準備しておくべき資料と情報

店舗の内装リフォームや改装工事を成功させる第一歩は、工務店や業者との相談時に「何を伝えるか」を明確にしておくことです。準備不足のまま相談を始めると、設計や施工プランが曖昧になり、費用やデザインの食い違いが発生する恐れがあります。

以下は、事前に用意しておくとスムーズに打ち合わせが進む資料・情報の例です。

【1. 店舗の現状と希望内容を伝える資料】

店舗の図面(平面図・寸法入り)

なければスケッチでも可。現地調査時に正確な寸法を取ってもらえます。

現状の内装写真や動画

壁・床・天井・設備の状態を把握する参考になります。

リフォーム・改装の目的と要望の箇条書き

例:「厨房を広げたい」「客席数を増やしたい」「ナチュラルなデザインにしたい」など。

【2. イメージを共有するための資料】

イメージに近い店舗の写真・参考デザイン画像

Pinterestやインスタグラム、雑誌の切り抜きなども有効です。

業種に合わせた動線・設備の優先事項

例:美容室なら「シャンプー台の位置」、飲食店なら「厨房からホールへの導線」など。

【3. 工事にかけられる予算・費用感】

大まかな希望予算(上限額)

支払い方法の希望(分割、補助金活用など)

こうした情報をもとに、工務店や設計業者はより具体的な内装デザインや施工プランを提案できます。初回相談時の資料がしっかりしているほど、見積もりの精度も上がり、不要な費用の発生も防げるでしょう。

後悔しない店舗改装のために

初めての店舗内装リフォームや改装工事では、理想の店舗を実現するために「信頼できる施工業者選び」が非常に重要です。施工実績や設計提案力だけでなく、費用の透明性やアフターサポートまで含めて総合的に判断しましょう。

相談前には、店舗の図面や内装イメージ、予算感を明確にしておくとスムーズです。また、複数の業者に見積もりを依頼し、費用や施工内容を比較検討することが失敗防止のカギになります。

納得のいく店舗づくりを実現するために、まずは実績豊富な工務店への相談から一歩踏み出しましょう。 有限会社ラスコではあらゆる店舗のリノベーションや改装工事、メンテナンスサービスを手掛けてきた実績があります。理想の店舗づくりのために施主様のご要望に真摯に対応させて頂いておりますので是非お気軽にお問い合わせください。



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